劇中で使用する船舶の手配・運航
弊社が所有する船舶のほかに日本全国に広がるマリン業界のネットワークを利用して、撮影シーンに合わせてご希望する用途・外観・大きさの船舶(和船・スワンボート・モーターボート・クルーザー・屋形船・フェリー・貨物船・豪華客船など)をご用意致します。
船舶撮影で一番難しいポイントは、撮影シーンにあわせた船舶航行のタイミング、方向性、行き交う他船への影響、安全確認など陸上の撮影とは異なる部分がたくさんあります。ジールでは旅客船を運航しており経験豊富な専属のマリンコーディネーターと運航スタッフがチームを組み、監督・カメラマンの意向に合ったオペレーションを現場で的確に行います。
映画の中の船上シーン、非日常的な演出が可能なコマーシャル撮影、インパクトのあるPV撮影、船上ライブや船上コンサートなどムービー・スチールの各種撮影でご利用頂けます。また、カメラ船・キャスト船・クライアント船・レスキュー艇・警戒船などの船もご用意致します。
ネットワーク
- 日本旅客船協会 正会員
- 関東旅客船協会 正会員
- クルーズライン共同組合(東京湾観光船事業協議会) 正会員
- 東京観光遊漁船協議会 正会員
船舶のご紹介は、下記よりご覧いただけます。
→ ロケーション(劇用船・カメラ船・ドローン船)
→ ジールクルージングホームページ(船のご紹介)
弊社桟橋「天王洲ヤマツピア」にて停泊したまで撮影スタジオとして安価でご利用頂けます。
詳しくは、メール、または、お電話にてお訪ねください。
ドローン撮影・空撮(船上撮影)
海上で「ドローンを飛ばして撮影したい」とお考えの皆様へ
ジールでは、ドローンの離着陸に最適なスペースを有する船舶を複数保有しております。
陸上から飛ばせない場所ある、港湾地域で撮影許可がなかなか下りないなどの場合、海上からドローンを飛ばしてご希望の画を狙うことが可能です。
東京湾以外の海上でも各地域でのネットワークを活かし、ドローンの離着陸に適した船舶を手配いたします。
また、海上でのドローン撮影に必要な撮影許可申請も代行いたします。(申請期間:約1ヶ月)
ドローンを使った撮影では、海上保安庁の撮影許可申請が必要となります。
企画があがった段階でお早めにご相談ください。
平台船
地上では得られない新鮮な演出が出来ないものか?
揺れのある海上で安定した撮影方法はないものか?
こんな企画・撮影でのお悩みは、ジールへお任せ下さい。
平台船という浮き船を使って海上で演出・撮影する方法があります。ライブ、イベント、水上ステージ、撮影用足場、カメラ船など使用頻度は最も多く水辺での撮影には欠かせません。また、打上げ花火などの撮影、イベントにも利用が可能です。
平台船の特徴は、鋼鉄製で揺れが非常に少なく、フラットなデッキの上に溶接で簡単に構造物を取り付けることが可能です。安定性が良いため海上のスタジオとして、基地として可能性は無限大に広がります。
CM、PV、映画撮影、番組中継、収録、フットサルやテニスまで出来る大きさのものがあり、車両の積込みやクレーンなどの設置も可能の為、スチール撮影・ムービー撮影・イベントを問わずご利用頂けます。
使用例
- CM撮影
- 映画撮影
- ドラマ撮影
- バラエティー番組撮影
- プロモーションビデオ撮影
- その他(海上イベント・船上ライブ・船上コンサート・打上花火&レーザーショーなど)
サイズの一例 (縦 x横 x 水面からの高さ)
- 6m x 15m x 1.2m
- 7.5m x 18m x 1.5m
- 8m x 20m x 1.7m
- 9m x 24m x 1.8m
- 12m x 30m x 2.0m
- 15m x 40m x 2.5m
- 20m x 50m x 3.0m
- 24m x 65m x 4.0m
平台船を使った撮影では、撮影許可申請・船舶臨時検査等が必要となります。(申請期間:約1.5〜1ヶ月)
企画があがった段階でお早めにご相談ください。
撮影許可申請代行
水中や水上など水辺での撮影には、内容によって許可や届出が必要となります。
例えば、港湾区域での船舶や無人航空機(ドローン)を使った撮影では基本的に海上保安庁の許可が必要です。
申請は専用の書式に基づいて撮影自体の企画の主旨から実際の撮影方法、図面、使用船舶・使用機体(ドローン)の概要、安全対策、船舶検査証、船長の海技免状などの書類が多岐に渡り必要となります。
また、その事前段階で本来旅客を想定していない平台船などは国土交通省運輸局(JG)の臨時航行検査等を受けなければなりません。
ジールでは、この様な複雑な手続きを経験豊富なスタッフが代行いたしますので、手間なくスムーズに進行することが出来ます。
海上保安庁への撮影許可取得の申請には、通常1ヶ月以上の期間が必要となります。
但し、内容や方法によっては期間を短縮したり、または許可対象外となる事も多々ありますので、事前に弊社スタッフまでご相談ください。
また、企画概要が固まっていない段階でも電話連絡一本入れておくだけで、その後の対応が大きく違ってきますので、企画が持ち上がった段階でお早めにご相談い ただけますと確実な許可取得が可能となります。
無人航空機(ドローン撮影)をご希望の場合は、申請期間に余裕を持ってご相談ください。
ドローン撮影の許可申請には、「機体の機能及び性能」「操縦者の飛行経験、技能等」「安全確保のための対策」の確認できる書類が必要となります。予めすべての下記書類をご準備ください。(電子申請の場合も必要)
1.航空法に定める国土交通大臣及び航空局宛「無人航空機の飛行に関する許可・承認申請書」(写)
2.国土交通大臣及び航空局長が発行する「無人航空機に係る許可・承認書」(写)等
3.ドローン操縦者のプロフィール(作品実績を含む)
撮影許可申請の流れ
※撮影内容、申請内容によって取得期間等が異なりますのでお早めにご相談下さい
■水辺での撮影企画・案件があがった段階でお気軽にご相談ください
↓
■~1ヶ月前
撮影概要の打合せ
制作スタッフと企画の趣旨、要望などをヒアリングし撮影許可申請書を作成
↓
■1ヶ月前~
海上保安庁へ申請書(企画内容、撮影内容、撮影場所、使用船舶、警戒船要項等)の提出
港湾局へ申請書の提出
国土交通省運輸局等の臨時検査(必要な場合のみ)
↓
■3~1週間前
海上保安庁へ申請書の修正及び最終提出
↓
■撮影前日
撮影許可書・届出の受理
↓
■撮影本番
(海上保安庁へ開始・終了を報告)